箱。

やるき げんき えのき にっき

Zen4におけるDDR5のOC覚書

(2024/12/10更新)

メモリOCしようと思ったら情報を集めるのがかなり大変だったので、できる範囲でちょこちょこまとめています。

情報の提供や訂正があればぜひお願いします。

 

もくじ

 

 

#筆者のPC構成

おりたたんでます

CPU AMD Ryzen 9 7950X3D

RAM G.Skill Trident Z5 RGB*1

GPU GIGABYTE GeForce RTX3090 VISION OC 24G

M/B GIGABYTE B650M AORUS ELITE AX ICE

PSU Corsair RM850x(2021)

 

#購入する場合の簡単な選び方

DDR5-6000以上

容量が欲しい場合は32GB*2か48*2

設定を詰めたい場合は16GB*2か24GB*2

8GBx2は避ける

メモリ性能を活かしたい場合は2CCDがおすすめ

3D V-Cache非搭載の方が効果大きめ

 

 

#サードパーティツール

 

HYDRA

Yuri Bubliy | creating software for Ryzen community | Patreon

1usmus氏が開発している多機能ツールです。

Ryzen CPUのOC、PBO2のリアルタイム調整、GPUのOCや低電圧化などかなり色々できます。独自のOC機能や電源プラン、最適なOC設定を自動で見つけてくれる診断機能なんかもあって盛りだくさんです。メモリの調整機能もあります。

クロックや各種電圧はもちろんGDMやPDM、サブも含めたタイミング調整なんかもソフト上で数値入れて再起動で適用できます。自動でタイミング詰めたあと電圧絞ってくれる機能もあります。

ただ手放しにはおすすめできないです。有志のツールである以上不具合もそこそこ多いです。タイミングのプリセット取得がZen4対応したあたりから壊れてたり、マザボによって電圧設定が反映されなかったり、カスタム電源プランがWindowsを英語にしないと壊れたり。多くのファンやRGB制御ソフトと干渉するのも結構痛いかも。ちなみに開発者さんはASUSマザボを使ってるみたいです。

面白いツールではあるので、上級者の方は是非遊んでみてください。Patreonにて月額10ドルからアーリーアクセスに参加できます。

 

 

RAM Test

RAM Test – Karhu Software

メモリの安定性テストです。海外のフォーラムでKarhuって呼ばれてるのをよく見ます。

かなりシンプルなGUIで扱いやすく、エラー検出の精度もかなり高いと感じます。5~10分程度でエラーが出なければ次の設定を試してみていいと思います。

多重起動の必要なく、起動時の空き容量に応じてメモリ使用量を調整してくれます。起動してから自分で調整もできます。

9.99ユーロで5台までのライセンスが買えます。2024年内のアップデートで価格が上がるらしいので今のうちですね。あと1ヶ月ありませんが……

 

GUI拡張がGithubにあります。Max Coverageの設定とMax Speedの表示が結構好きです。自己責任で。

GitHub - jjgraphix/KGuiX: Advanced GUI for Karhu RAM Test

 

 

MicrobenchmarksGui

メモリ帯域幅とレイテンシのベンチマークツールです。複数のブロックサイズで測定すると同時にグラフを作成してくれます。

GitHub - clamchowder/MicrobenchmarksGui: An attempt to make a more accessible microbenchmark

 

 

TestMem 5

2010年に公開されたメモリテスト。現在でも人気です。

cfgファイルを用意することでカスタマイズが可能。筆者は1usmus氏の設定で25サイクル回してます。

TestMem support page - TestMem V

 

 

DDR5 Timing Calculator for AMD by RedF & Wolf87, Guided by Veii

正確な配布場所がわからないので名称だけ載せておきます。スプレッドシートをローカルにコピーして使うやつです。

プライマリタイミングとクロックさえ決まっていればこれで大体決められます。電圧の情報もあります。個人的には電圧名称の対応表がかなり助かりました。何故か各社で統一されてないんですよね……

私自身はoverclock.netのフォーラムで見つけました。編集に参加している方々の投稿はとても勉強になるので、もしよければ掘ってみてください。

 

 

#DRAMチップについて

製造会社

現状3社によって製造されています。

  • SK Hynix
  • Samsung
  • Micron (SpecTek)

OCするならHynixがいいみたい。

 

Hynix A-Die,M-Die

HynixのDRAMには16GBと24GBが存在し、それぞれに世代があります。

世代はM,A,B,C,D,E...Jと進んでいき、現在は16GBが第2世代、24GBが第1世代です。つまり、16GBにのみM-DieとA-Dieの2つが存在します。

6000MHzまでは混在していますが、6400MHz以上ではほとんどがA-Dieのようです。

16GBのM-Dieは2023年末に製造が終了しているため、現行では全てA-Dieが使われているという情報もありました。

 

16GBではM-Dieの方がより低クロックにおいてタイミングを詰めやすく、A-Dieの方がより高クロックに耐性を持つらしいです。

 

 

#Rankについて

市場には主にSingle RankとDual Rankがあります。

日本ではシングルランク、デュアルランクと書かれることもあるので情報が分散しやすいかも。ここではSRDRと略します。

 

簡単に言えば、1枚のモジュールで16GB、24GBの場合はSRです。1枚で32GB以上の場合はDRになります。

 

DRAMは複数枚のチップがワンセットになって構成されています。そのセットがRankです。

Hynix 16GB DDR5 DRAMの場合は1Rankにつき8枚のチップで構成されています。

32GBモジュールにはこの16GB DRAMを2セット使うのでDRということになります。

 

SRの方がクロックやタイミング、電圧といった設定を詰めやすい傾向にあります。DRに比べてメモリコントローラに余裕が生まれているからです。

じゃあDRは避けたほうがいいのかというとそうではなく、全く同じ設定であればDRの方が高性能になります。

 

Micronの資料に比較検証のグラフがありました。(4頁、図5)

Micron® DDR5 SDRAM: 新機能

 

 

#EXPO/XMPについて

DDR5-6400以上のメモリだとこれら適用で簡単に扱えるとはならない可能性があります。その場合は適用後に6000に下げるかUCLK=MCLK/2に設定することで対応できる場合があります。

基本的にどちらでもいいですが、EXPO対応だといくつかの自動OC機能が解放されるっぽいです。

 

編集中……

 

 

#BIOS設定項目

編集中……

Gear Down Mode

メモリをコントローラの半分のクロックで動かす機能。有効だとかなり安定しますが、レイテンシは増えます。DRだったら有効にしないと6200以上は厳しい。

Power Down Enable

メモリのC-stateみたいなもの。有効にした方が省電力になりますが、電圧変動によるV Droopの事を考えると詰めるなら無効って感じ。

必ず下のMCRとニコイチで切り替えましょう。不安定になるバグがあります。(仕様……?)

Memory Context Restore

有効の場合、再起動時に前回のメモリトレーニング結果を引き継いで起動時間を短縮してくれます。一応有効にしててもBIOSやパーツに変更があったらトレーニングは入ります。

単体で無効化しても大丈夫そうです。

TSME

メモリ内容の改竄を防ぐ機能。セキュリティと引き換えに若干レイテンシを下げられます。

 

 

#電圧について

不確定情報多め。随時編集。

メモリOCで調整する基本的な電圧は以下の6つです。初期値も載せておきます。

  • VDDCR_SOC*2 1050mV
  • VDDIO_MEM_S3*3 1100mV
  • VDDP_DDR*4 800mV
  • VDD 1100mV
  • VDDQ 1100mV
  • VPP 1800mV

上の3つはVRM、下の3つはDDR5モジュール上のPMICによって制御されます。

VDDCR_SOCはX3Dシリーズの焼損問題以降、最大1300mVに制限されています。また、下げることでFCLKの安定に繋がるようなので、最適な値を見つけてあげたいところ。経験上850mVまでは下げられます。

UCLKを上げるためにVDDCR_SOCが必要になるという意見もあるようです。UCLK=MCLK/2で動作させる場合はVDDCR_SOCを大幅に下げられるとのこと。

VDDP_DDRはVDDIO_MEM_S3から派生する電圧です。片方を調整するだけでもう片方が自動調整される場合もありますが、メーカー側で手を入れていない限りはそうならないので個別に手動で調整してあげる必要があります。VDDP_DDRのみ上げた場合の実際の挙動としてはVDDIOからdLDOを介して50mV程度低い電圧が出てきます。

VDDはVDDQ以上にすると良いです。10%ほどを目安に。

VDDQはクロックを上げたいときに盛ると良いです。

 

調整にはいくつか制限があります。

  • VDDCR_SOCはVDDIO_MEM_S3+100mv以下
  • VDDP_DDRはVDDIO_MEM_S3-100mV以下

 

またFCLKに関係する電圧のVDDG系、信号強度などに関する各種レジスタなどもあります。

 

#クロックについて

ここでは3つのクロックが関わってきます。

  • FCLK (Infinity Fabric)
  • UCLK (メモリコントローラ)
  • MCLK (システムメモリ、DDR5モジュール)

AMD的にはこれらの比率がAuto:1:1になればOKって感じです。

UCLKはMCLKと同じ*5か半分*6のクロックで動作します。MCLKが5800MHz以下であれば同じクロックで動作するはずです。

MCLKはDDR5モジュールのクロックを示します。

FCLKは他2つとは独立してクロックを設定できるのですが、メモリコントローラとCPUの間などの経路にも関わるクロックのため高いほうがいいです。2000MHz程度が安定します。

 

Zen4においては2000MHz/3000MHz/3000MHz*7が最適とされています。

(なんか今は2133MHz/3200MHz/3200MHzが新たなスイートスポットだと主張する人が結構な数いるっぽいです、BIOS成熟の影響?歩留まり改善とかもあるのかもしれない)

 

ちなみに一切OCしないZen4公式設定の場合、3つは

1733MHz/2600MHz/2600MHz*8

となります。

 

クロックを上げれば上げるほどUCLKとMCLKを1:1で動作させるのが難しくなりますが、あえて1:2で高クロックを狙う場合はDDR5-8000あたりで釣り合いが取れるらしいです。

 

FCLKの追加情報と考察

上記の通りFCLKは他2つと独立しているため安定動作する範囲でOCすればいいという感じなのですが、FCLK:UCLK:MCLKが2:3:3になるように設定するとレイテンシが改善されるようです。3つのクロックが同期するタイミングが増えるからでしょうか。

2000/3000と2033/3000で比較すると2000の方が0.8ns程度有利でした。

 

FCLKのバグについて

DDR5-6000環境においてFCLKを2033MHzに設定するべきという話を聞いたことがある方もいると思いますが、現在は2000MHzの方が低レイテンシになります。

2022年11月時点ではFCLKにバグがあり、特定のクロックの組み合わせで50MT/sほど速くなる状態でした。すでに修正されています。

 

#タイミングについて

Zen4ではクロックより重要かも。スイートスポット以上で安定動作する設定を見つけるのが難しいので必然的にこっち詰めることになりますよね。

 

プライマリタイミング

XMP/EXPO対応であればその数値を基準にするのがいいです。tRASのみ複数の計算式があります。

 

セカンダリタイミング

ほとんどの数値は一定のルールに従って調整することになります。一番調整幅と影響が大きいのはtREFIとtRFCかと。

 

 

編集中……

 

*1:F5-6400J3239G32GX2-TZ5RS

*2:Vcore SOC等表記揺れあり

*3:CPU VDDIO/MC等表記揺れあり

*4:AM4までの名残でcLDO VDDPと表記されることがあります

*5:UCLK=MCLK

*6:UCLK=MCLK/2

*7:DDR5-6000

*8:Zen4の公式対応クロックはDDR5-5200

2023年、買ってよかったもの

お久しぶりです。

 

 

今年も佳境、今や師が走りまわっている時期です。このくらいの時期になったら、一年を振り返って良かった事などに想いを馳せるのも良いでしょう。

 

という事で、買って良かったものをいくつか書いていきます。来年は余計なモノを買うなよ、という自戒を込めつつ。

 

 

 

#iPhone15 Pro

 

一発目から普遍的な記事の匂いが香ばしいですね。

 

それでも挙げるだけの理由はあるにはあるのです。それがUSB Type-Cに対応したこと。本当に長かった。待ってた。

Proなしだと性能がUSB2.0というのはありますが、そんなのLightningだって一緒ですから。ついぞUSB3.0対応しませんでしたからねあの子は。

それがiPhoneでもPro版であればUSB3.2 Gen2対応。今年の時点でこれで困る事ないんじゃないかな?もう5年くらいはいけちゃうんじゃないですかね?そういう期待を込めて購入しました。使い潰してやるからな。

 

ちなみにカラーはなんとかブラックにしました。ナチュラルチタンの人気凄いけど待てないし、ケース付けて馴染むのはコッチかなと。結局今は裸運用してますけどね。

 

正直現状ではスペックを活かし切れるような使い方はしていませんが、きっと日々細かいところでも彼の実力のおかげで快適なのでしょう。SNS張り付いてても一日はもつし

 

 

 

#Xiaomi Pad 6 Pro

 

こちらはAndroidタブレットですね。

毎年毎年、コスパが良くて縦横比が変態でスペックも充分なタブレットを探し続けていましたが、やっと辿り着けたと感じています。

発色いいし、ゲームも余裕だし、なんか動画見る時はアプコンとかフレーム補完までしてくれる。どっからそんな性能出てきてるんですかね?iPhoneも本気出せばやれるんでしょうか。

兎も角私の手元ではエンタメ方面でバリバリ働いていただいております。別売のキーボードカバーとか、スタイラスペンなんかも気になりますが、そういうの買ってない私でも満足度高いです。

 

 

 

#GIGABYTE M28U

 

こちらはモニターになりますね。

28インチ、4Kで144hzです。

個人的に非の打ち所がないと思うレベルのスペックですし、何よりデスクに設置できるサイズでの4Kモニターは作業環境に革命を齎しました。いっぱいウィンドウ出せるし、Unity触るにしても窮屈さがない。様々な面で作業効率が上がりますし、映像作品を視聴する際なんかも綺麗で嬉しくなりますね。ゲームメインではないゆえの28インチという不思議なサイズ感のものを購入しましたが、結果的に満足でした。

 

 

 

#Ryzen 9 7950X3D

 

CPUです。

VRChatをプレイする上でかなりのfps向上が見込めると聞いたので購入しましたが、5600X比で2倍はfps出てる感覚です。快適性が段違いですね。

他のゲームをやるにしても、特にUnityで制作されているゲームはとてもfpsが伸びました。上記のモニターも活かせて嬉しいです。

 

 

 

#Meta Quest Pro

ハイエンドなスタンドアロン型VRHMD。

今はHMDの選択肢も増えて、良い時代になってきていますね。

そんな中私がQuest Proを選んだ理由はシンプルでした。フェイストラッキングです。

すでにフルボディトラッキング環境は構築してあり、その感動が大きかった私は欲をかきました。体が自由に動いてこんなに楽しいなら顔が自由に動いたらどうなっちゃうんでしょう。気づいたら買ってました。

正直手放しでオススメできるモノではないです。アバター毎にかなりの労力をかけて対応させなければいけないし、そのわりになかなか思い通りに動いてくれません。片目だけ半目になっちゃったりして、自分の顔面が歪んでいるのではないかと不安になったり。大袈裟か?

ただ、アイトラッキングのみであれば面倒なセットアップなしに動作します。写真を撮る時にアバターがそっぽむいたりしませんし、フレンドの胸を凝視すればしっかり相手に伝わります。

あとはQuest2からの乗り換えだったので新鮮なポイントが沢山ありました。特にパンケーキレンズが嬉しいです。多少ズレて装着しようが視界の滲みはかなり軽微になりました。

 

 

 

#おわりに

お金使いすぎじゃないですかね。

来年は節制します……。

ASUS ZenPad S 8.0を買いました

先日秋葉原に行った時に、ワールドモバイルで衝動買いしちゃいました。

 

 

 

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ジャンクで4400円。その場で起動が確認できたので即買い。

前々から電子書籍を読むためにAndroidタブレットが欲しかったので、僥倖でした。

 

ジャンクなので何かしら問題があるかと思っていましたが、ボタン類正常だしMicroSDも認識するし液晶も問題ないのでとてもお買い得でした。強いて言えばバッテリーは死んでましたね。

 

交換用のバッテリーをネットで探してみたのですが、安いものはヤフオクで業者が出品してる謎のやつしかなかったのでとりあえず落札。

交換してからAccuBatteryで容量を測ってみたら推定2,197mAhでした。もともと4,000mAhのものを積んでるので電池持ち的には未だ怪しいですが、まあ家で充電しながら漫画読むだけなら良いかな。

一応スリープ時のネットワーク接続を遮断する設定にしておけばほっといててもそんなに電池減らないのでなんとか。

 

 

 

実際使ってみてどうかというところですが、結構良いです。

アスペクト比が4:3なので漫画にぴったりですし、何より軽いです。公称298g。

他の4:3なAndroidタブレットだと大体340gあたりの機種が多いので、若干アドバンテージですね。

ベゼルもそんなに広くないし、わりと薄いし、扱いやすいです。

 

AndroidじゃなくてもiOSで良くない?な人はiPad Miniとか買うと幸せになれるかもしれませんね。重さも同等です。第六世代だとちょっと横長になったので僕は見開き表示の際に余白が気になっちゃいますけど。

実は僕も今まではiPad Pro 10.5inch(469g)で漫画読んでたんですが、重さと大きさで若干しんどくなっちゃいました。

 

 

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写真は実際に見開き表示をしてみたところ。

ジャンプ+のダンダダンです。面白くて好き。

上下に若干余白が入りますが、そこらの16:9タブに比べたらかなりマシです。この無駄のない感じ、戻れない。

 

 

スペック的にはまあ2015年発売なので、若干厳しいところもあります。

型番はZ580CAの方なので、CPUはAtom Z3580、ROM32GB、最終OSバージョンがAndroid 6.0。全体的にギリギリ感ありますよね。RAMは4GBなのでそこが救いかな。

やっぱりアプリ起動やら何やらでもっさり感は感じますし、Youtubeでの倍速再生はカクつきます。バージョンの古さから対応していないアプリもあるので、マルチに扱うのは厳しいかもしれないです。

一応、僕が普段使ってるアプリは全部大丈夫でした。PerfectViewerとか、SideBooksとか、Powerampとか。ファイラーはSolid Explorer

容量の少なさはMicroSDで補えば全然問題なし。256GBまでは認識を確認できました。

用途を電子書籍の閲覧に絞れば、特に問題はありません。めっちゃ快適に漫画読めてます。日々にうるおい。

(一応試しにFGO入れてみたらチュートリアルガクガクでした。残当)

 

液晶の質はそんなに良くないです。ちょっと全体的に白い。どうせ漫画読むだけなので関係ないですが、ランチャー内のアプリアイコン白いなーって思う。漫画でも細部の表現性に影響したりするのかな。なんか気になってきました。

 

 

Androidバージョンが古いのでカスタムROMなんかがあればよかったのですが、調べた限りでは見当たりませんでした。XDAに板すらなし。わりとマイナーな機種だったりするんですかね。スナドラ積んでる一つ前とか後の機種の方が人気ある感じします。

ただ、root化は可能でした。検索すると韓国の方が書いたような記事が出てきまして、ツール類もまとめて落とせます。バッチファイルなんかが同梱されてて親切。一応magiskのapkも同梱されてるんですが、なぜかSU権限要求されてもポップアップが出なかったりしたので最新版入れました。快適です。

AdawayだったりVancedも問題なく動きます。Androidアプリの後方互換性すごいですね……

 

 

 

 

そんなこんなで個人的にはとても良い買い物になりました。

古いものなので用途は限られますが、一応名の知れたメーカーの製品ですし、何より目的にガッチリ合致。最高。

そもそもちょうどいい泥タブがなさすぎるんですよ。いやアス比さえ気にならなければFireタブとかでもいいかも……新しいやつでも安いし……

 

ところで、4:3のAndroidタブは僕同様に戻れなくなってしまった根強いファン層がいると思うのですが、今から買うならCHUWI HiPad Plusあたりがコスパ的におすすめかもしれません。4:3タブでググってもあんましわかりやすくヒットしないんですが、プリインストールがAndroid10だったり、液晶の質も良いようで良さげです。11インチで500gとちょっと大きめ重めですが気にならなければ。

軽量のものがご所望でしたら僕と一緒にZenPad S 8.0でも触ってみましょうか。むしろ軽くて新しいの知ってたら教えてください。

自作イヤホン1号機作った(一年前……)

一年前に作ったイヤホンの記事がずっと下書きに入ってたのでちょっと直して公開しておきます……(色々と恥ずかしい)

 




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クリアシェル、ED29689一発のイヤホンです。

+の線に5Ωの抵抗が挟んであり、赤のフィルターを通してあります。

 

 

バイト掛け持ちやら自動車学校やら受験やらでかなりスケジュールがキツく、完成がかなり遅れてしまいました。受験が終わって新生活まで時間があったので、一気に完成までやってしまおうと。

 

手順というか、受験終わってからやった事はシェルの生成、音導管の作成、パーツの配線、組み込み、フェイスプレートの作成、コーティングですね。

ここまでで面倒だったことでも書いておこうかと思います。

 

 

まず最初、シェルに安物のレジンを使おうとしていたのですが、硬化時間が長い上安定しませんでした。対策として勧められたパジコ星の雫を購入。硬化は速いし安定するし心なしか透明度も高いので最高です。

 

次は……ハンダ付けですかね……

以前アナログアンプキットを作るために買ったgootの30WハンダごてではMMCXコネクタにハンダがうまく乗らず、HAKKOの温調ハンダごてFX-600を購入しました。これ、設定温度に到達するとLEDが点滅したりしてかなり便利ですね。温度上昇もめちゃくちゃ速くてすぐ使えます。

あとフラックス切らしてたんでそれも買いました。MMCXへのハンダ付けくらいならもう余裕ですね。

 

もう一つ面倒だったのはフェイスプレートかな。

プラスチックの板にレジンを伸ばして、そこにシェルを乗せて仮のフェイスプレートを作る方法をとったのですが、空気が抜けちゃったりしてどうもうまくいかず。


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こんな感じに。

どうやら接地面がちょっとガタついてたみたいです。あとヤスりすぎてたっぽい。

接地面に爪楊枝でレジンを塗ってから乗せることでなんとかなりました。次からは気をつけてヤスる。あとプラ板もなんとかしなきゃですね、CDケース使ってやったのでw

 

 このイヤホン、左右でフェイスプレートの形が違うんですよ。

左はバリをきれいに取ってからレジンを乗せて硬化、右はバリを取らずにレジンを乗せて硬化。

バリを取ったほうがレジンの表面張力でフチにきれいな曲線ができて綺麗だったんですが、バリの部分がないと軽い力でシェルがたわんでしまって最初につけた薄皮にシワが入ってしまいました。綺麗に中身が見えるようにしたかったので若干ショックでしたが、それはそれでおしゃれっぽくてアリかなとも。

もう片方の方は反省を生かしバリを取らずにやってみました。ここでやっと表面張力で綺麗な曲面が出来てたことに気づくんですね……(遅い)

結果、イヤホンの形状として綺麗なモノと、ハンドメイド感強いけど中身綺麗に見えるモノで一対になりました。次作ることがあれば統一したい……。

 

 

ーーーここから一年後の追記ーーー

 

 

すーごい中途半端に書いて下書き終わってました……これ流石に当時でないと覚えてないこと多すぎですね……

 

せっかくなので、イヤホン自体の音質に関する工夫のアレコレだけ書いておこうと思います。

 

まず、BAから伸びる音道管について。

流石にER4Sに搭載されているような精度の高いドライバがひとつだと、ただ載せるだけでは音楽性に乏しい音になりそうだったので、音道管部分の先端数センチだけ少し太い音道管を被せてあります。まあこれフラヴァーシ作ってた方の入れ知恵なんですけどね!製作の際は手取り足取りほんとにお世話になりました!!

Fravaši - 高クオリティなハンドメイドイヤホン - 箱。

あとは音道管の先端からBAの中程までをレジンで埋めたり。100均の注射器みたいなやつ使ってやりました。

 

もう一つ反省点として、MMCXコネクタをシェルから出っ張らせないような作りにしてみたんですが、コーティングした時にコネクタに被っちゃったりして。少し出っ張らせるように作った方が絶対に楽ですね、ケーブルも選ばなくなるし。次作ることがあればそこは気をつけたいと思います。

 

肝心な音としては、音道管の工夫もあってか多少横の広がりも出しつつ、BAの特性を活かした解像感の高い仕上がりになりました。

低音は多くはないですが、カスタムシェルにした分密閉されるので圧迫感を生まない分いい塩梅だと思ってます。

ASMR聴いたりするのにもいい感じ。遮音性が高いと没入感も上がりますね。

 

色々悩みながらなんとか完成させられて、とても達成感がありました。また気が向いたら作るかも、BAもストックがありますし、10proのリモールドにも挑戦したい。ずっとやりたかった事ではあります。

大学生活も2年目が佳境ですし、少しくらい生活が落ち着いてくれると嬉しい。

Beats X買いました。

もう日記みたいなものなんですけど。

 

 

MacBook Proを3月辺りに購入してまして、キャンペーンでもらったギフトコードを利用してこちらも買ってみました。税込10,780円で、実質1000円ちょいでゲットできたかな。

MacBook Proは直後に新型が出て地獄みたいな気持ちになりましたが、今もバリバリ課題をこなすために利用しています。iPhone8とiPad Pro 10.5も常用しているので、だいぶApple信者の風貌を呈している様な気もしなくもないですが……

 

今回購入したのはDecade Collection、レジスタンス・レッドというモデル。赤と黒です。この配色好きなんです。MOMENTUMのネックバンド型とかもそうでしたね。ちょっと男の子感強いですがそれがいい。

 

質感は結構ゴムゴムしてますね。歩いてるとタッチノイズちょっとうるさいかも。実は先日ジャンク品をいくつか購入して遊んでたんですが、ネックバンド部分の断線でした。修理は断念してバッテリーだけ取り外しました。柔らかい部分はどこで断線してもおかしくないって事なので、ちょっと繊細に扱わなきゃだめかも。

 

音質は雰囲気重視ですかね。低音が少しだけ強くてノリがいい感じ。パーカッションとか声が前に出やすいので、聴いてて楽しいです。特に解像度が高いとかでもないように思いますが、カジュアルに音楽を聴くなら全然アリですね。

イヤピは最初からついてたのがめっちゃデカかったし、付属のイヤピもコンタクトみたいに密封されてて開けたくなかったのでとりあえずEタイプつけてます。

 

ちなみに最近藤井風さんの曲をめっちゃ聴いてます。知り合いで気に入ってくれる人が一人もいなくて悲しい。この曲いいと思った貴方、友達になりましょう。


藤井風(Fujii Kaze) - “何なんw”(Nan-Nan) Official Video

 

 

ネックバンド型初めて買った感想としては、そこそこ首に存在感があるので気になる人は気になりそう。首が凝りそうな感じもあります。しばらく使ってみないと正確なことは言えませんが。

 

そういえば、付属品がイヤピと冊子だけでした。ウイングとケースもついてくると思ってたのでちょっと残念だったかな。箱も前面が透けて見えるデザインじゃなくなってました。下からスーッと出てくるのは開けやすかったです。

 

 

現時点でそこそこ気に入っているので、ゆるーく使っていけそう。僕としてはメインにBluetoothイヤホンって全然アリなんですよね。

最近はDAPを取り出してイヤホン出して挿して……っていう工程がかなり面倒になってきていて、MOMENTUM True Wirelessでばっか音楽聴いてました。アレも結構いい雰囲気の音が出ます。

とにかく面倒を排除したくて、音源もApple Musicが多いです。一応藤井風さんの曲もハイレゾを購入してはいるのですが、聴く頻度はとても低いですね。いつの間にかそこそこの音質で満足できる様になっちゃったのかも。お金は比較的かからなくていいんですけど。

Fravaši - 高クオリティなハンドメイドイヤホン

過去の様々な経験を生かしてイヤホンを作製しているやーさん(@eAr_san)という方がいるのですが、作製したうちの一つを今回レンタルさせていただきました。

 

レンタルしたイヤホンの詳細情報は以下。

 

 

Fravaši(フラヴァーシ)1DD+1BA+鼓膜保護
42,000円


eAr-2D   フラット寄りの弱ドンシャリ
eAr-2M  ミュージシャン向け(ノーマルから高域を-2db下げた特性)

 

(ダイナミックとBAの音の繋ぎ目や境い目を、極力なくしてみた作品。鼓膜保護機構が効いたこもり感の無い低域〜中低域辺りのキックやベースの分離感が気持ちいい。聴感上や音の特性はゼンハイザーのHD25-1 IIを参考にチューニングした。)

 

今回のモデルはeAr-2D。

以前コンテスト用に期間限定で販売されたFosterのドライバを使用したハイブリッドモデルです。

ドライバの入手可能期間が限定的だったこともあり、実際の販売は見送られる事となったようですが、このイヤホンの最大の特徴は独自開発の鼓膜保護機能が搭載されていること。耳への負担が減らされている上、音のヌケ感にも一役買っているようです。実際音の随所に個性が見受けられます。

音に広がりを付加する独自回路も搭載されています。COWON PLENUEシリーズに搭載されているJet Effect、3D Surroundのような効果があるとか。

チューニングにはSFC音源を弄くり回していた頃の知見も活かされているらしいです。多才か?

 

 

 

#外観


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シンプルで小振りなパッケージングがされており、取り出したときのビジュアルが可愛かったのでそのまま撮影してみました。写真のセンスはないのでちゃんと伝わっているか不安なのですが、とても滑らかで艶のある美しい筐体です。ユニバーサル筐体も独自のもので、ステム周りのスペースを広く取ることで内部部品の組み込みがしやすい工夫がされています。

 

こちらのツイートにあるリンクからシリコンモールドが購入可能です。一日にワンペアづつ作っているようなので、待っていれば在庫は追加されていくと思います。自作に興味があれば是非。

 

 

 

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美しすぎる

いろんな角度から。

諸々の都合で黒筐体なのですが、一層完成度が強調されますね。友人の女性の耳型を手で調整してこの形に仕上げたそうです。フィット感良好。ステム部のくびれも絶妙で、いくつかのイヤーピースを装着してみましたがしっかりと固定されます。イヤピ装着時にピタッとハマる不思議な感覚があって気持ちいいです。

 

 

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やーさん提供のお写真

白いのがユニバーサル型の原型ですね。2年前に作成したCIEMを再度型取りし、そこから削っていくような方法をとったそうです。だいぶサイズが違うので、勝手も違って大変な作業になりそうですね……ていうか原型すごい綺麗な形してる。もはや素材が何なのかわからないくらいですね、消しゴムかな?昔歯医者でこういうのくれましたよねパトカーとk

 

 

 

 

#聴いてみた

付属ケーブルはESSENCE AUDIOさんの2.5mm qdc2pin仕様のものです。シンプルなデザインで好みですね……耳掛け部分も気持ちよくフィットします。耳掛け部分のクセ付けが上手いケーブルは神。

イヤーピースはSednaのMが2ペア付属してましたが、耳穴の都合でSpinfit CP500に変更してます。

DAPGRANBEATで。2.5mm対応の機材がこれしかなかったので。

 

とりあえず大好きな曲だけ突っ込んだプレイリストをシャッフル再生してみてます。髭男とかずとまよとか椎名林檎とか。

音量は取りやすいです。Westone W40と似たような音量感覚かな?

 

書く順番間違ってると思わなくもないですが、装着した時に圧迫感が少ないです。鼓膜保護が早速効いてる感じ。

 

まず聴いたのはこれ。


ずっと真夜中でいいのに。『お勉強しといてよ』MV(ZUTOMAYO - STUDY ME)

初手J-POP。

一聴してまず感じたのは低音の迫力でしたが、すぐに音場の広さと音の輪郭がしっかりしていることに気づきます。ストリングスやピアノの音もしっかり拾える。これフュージョンとかのが合うだろうな

Aメロではベースの音がかなり存在感ありますが、ボーカル全く埋もれてないです。なんで両立できるんだろう。あらゆる音に厚みというか、立体感が感じられて気持ちいいです。音に陰影がついてて、輪郭にも光がかかってる感じ……抽象的すぎるかな?

Bメロからサビにかけてグッと音数が増えますが、一つ一つの音がしっかりアピールできていてとても楽しい音。分析的に聴こうとしなくとも団子にならないグルーブ感が気持ちいいです。音場が広いだけでなく定位もいいおかげかな。

 

そういえばこのイヤホン、他のイヤホンで感じる高音の変な尖った感じがありません。おかげでかなり聴きやすいです。これほしい。

 

個人的に大好きな曲にTHE GOMBANDのBrave Heartってのがありまして、この曲は最初にギターの音が入ってすぐ全部の楽器がドン!って鳴り出すんですけど(語彙力)、音が増えた瞬間横にバン!!!って広がってびっくりしました。これ求めてた感覚。下手なイヤホンだと音数増えた瞬間楽器隊がもみくちゃになってますよね。フラヴァーシちゃんならみんなちゃんと定位置についています。最高。

 

 

やーさんにお勧めされてた曲があったのでそれも聴いてみました。

Pat MethenyのLast Train Home。

初っ端からずっとベースとパーカッションが入ってるんですが、パーカッションの音がサラッサラ。鳴ったそばからスゥッと抜けていく感じが気持ちいいです。ギターの音が入ってからはもう頭フワッフワしますね……飛びますね……



 

 

もっと飛びたくないか……?

 

オタク、イイコトを思いつきました。

このイヤホン、同人音声に合うぞ。きっと。

 

 

www.dlsite.com

 

はい。

 

チャプター1、野点のシーンを。

あーやっぱ声いいです。最高です。変なピークのない、立体感を感じられる声。実在感もそうですが、癒しの効果が高いですね。

お抹茶を点てるシーンでは、茶筅がお椀に擦れながらお湯を切っていくさらさらした高音がとても気持ちいいです。これだけやってる音源とか発売してくれないかな。

虫の音もいいですね。地元の田舎で、真夏に公園裏の山へ友人たちと忍び込んで、秘密基地だなんだと言ってはしゃいでいた頃を思い出します。もうこれ何の話だかわからないですね。

 

 

 

 

#おわりに

だいぶ長ったらしく書きたいことを好きに書いてしまいましたが、フラヴァーシちゃんはいいイヤホンです。しっかり聴いてて気持ちいい音なのに聴き疲れしにくい。完成度が高い。

お恥ずかしいことにHD25の音を覚えておらず、試聴する機会も現状作れないので比較などできませんでしたが、オンイヤーヘッドホンに勝るとも劣らない音だと感じています。オンイヤーヘッドホンみたいに耳が痛くなったりしないのでこっちの勝ちです。勝者やーさん。優勝です。よかったですね。

 

やーさんは今後自身で設計、製作したイヤホンの販売を計画しているようです。

鼓膜保護は全ラインナップに搭載予定。現在は独自回路を最も活かせると踏んでいる4BA機と、今回のフラヴァーシの経験を活かした3BAの姉妹機などが開発中だそう。

Fosterさんのダイナミックドライバさえ手に入ればフラヴァーシちゃんも継続して作りたいそうで。Fosterさん。Fosterさん!!!!!!!!!

 

様々な独自技術が採用されたやーさんの作品は他のイヤホンにはない個性があります。一聴の価値ありです。大アリです。現在は色々と準備中のようですが、今後作品に触れられる機会も増えていくと思うので動向に注目ですね!

iPod Videoのパーツを交換しました

年末辺りに購入したiPod Videoをイロイロ弄ってみました。

 

 

やった事としては、iFlashへの換装と外装の交換。

HDDがシークするたびに操作が固まってストレスだったので、iFlashで改善されないかなと。そしてどうせなら外装も交換してしまおうと。結果的にうまく行きました。

 

 

 

 

#iFlash化

 

結構有名ですよね、iPodフラッシュメモリ化。

元々中にはHDDが入っているんですが、それだと持ち運ぶ際の耐衝撃性が不安です。対策としてアクセスが無いときは磁気ヘッドが退避しているらしいのですが、読み出しているときにバスで揺れたりするのも結構怖い。

そして頻繁にスピンアップが必要なので毎回読み出しがワンテンポ遅いです。結構ストレス。

 

当時大容量にするにはフラッシュメモリが高額だったりしてHDDが最適だったのはわかるんですが、令和になってそれはスマートじゃないですよねw

 

 


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iFlashは写真これだけです……

 

使ったのはiFlash Dual。フルサイズのSDカードが2枚は居るタイプです。安かったのと在庫の関係でこれを選びました。

届くまでにはちょうど2週間くらいだったかな?

 

ついでにヘラを二種類買っておきました。薄い方は本当に便利で、これだけで開腹が可能です。

実は届く前に一度破壊覚悟でマイナスドライバーを使って開腹したんですが、見事にほぼすべてのツメを破壊する結果になったのでオススメしません。キズもたくさんつくので……これをしなければ新しく外装を買う必要もなかったかも……

 

iFlashに関しては、SDカード挿してそのまんまHDDと置き換えるだけでめちゃくちゃ簡単でした。一緒にヘラだけ買っておけばできちゃうと思います。

 

 

 

 

#外装の交換

 

Aliexpressで注文した外装に交換しました。

セラーはknotolusだったかな?大容量バッテリーとかも売ってるセラーさんですね。送料が跳ね上がるので今回は見送りましたけど……

 


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交換したのはフロントパネルとハウジング。クリックホイールはタッチが効かない不良品だったので使いませんでした。

 


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交換完了したのがこちらの写真。ホイールだけそのままでも結構かっこいいですね!組む前に試したんですが、逆にフロント白で黒いホイールでも結構かっこよかったです。

 



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工作精度はまあまあですね。Dockコネクタのプラスチックパーツやイヤホンジャックなどは純正のものを流用したんですが、ちょっと歪んでます。内側のビス穴もズレてたりして無理矢理修正しましたが結構厳しい。

 

あとめちゃくちゃ傷が付きやすいです。純正だと防塵防汚コーティングみたいなのがちゃんとされてるんだなって実感。

 

iPodの改造をするなら、分解に気を使って綺麗に純正パーツを再利用するのがやっぱりいいんじゃないかと思いました。間違ってもマイナスドライバーで開けたりしちゃいけない。

あと黒を買うのがいいですね。白は黄ばみが目立ちます。外装交換しなかったら外で使うのはちょっと躊躇われたかも。

 

 

ともあれせっかく生まれ変わらせたので、たくさん使ってあげたいです。実際手を入れたのはnanoを頂くより前で、頂いてからはそっちばかり使ってるんですけどw